少し格好悪いのですが、私には人差し指をコの字型にして、
鼻の下をこすったり、強く押す癖があります。
なぜ、こうしてしまうようになったのかは、花粉症と深く関わっています。
私は、20年来、花粉症に苦しめられてきました。
花粉が飛び交い始める2月の中旬頃からはマスクは欠かせません。
それでも、花粉は鼻腔や口腔や目の中に入ってきて、
生体防衛反応として、激しいくしゃみや鼻水が
出っ放しになってしまいます。
特に激しいくしゃみは、突然始まると、制御出来ず、
周りの人の目は大変厳しいです。
2~3月の時期は、特に周囲の目は厳しく、
それは恐らくインフルエンザに罹患していると思い、
くしゃみをする私に対し、近寄るなと糾弾されているのだと思います。
とは言っても、このくしゃみは、我慢しようにも我慢出来ません。
バスや地下鉄や病院など公衆の面前に出るのが、
とても辛く、困っていました。
そんな時、あるテレビ番組で、生活の裏ワザを放映していて、
その中にくしゃみを止める裏ワザが紹介されました。
その方法とは、人差し指をコの字に曲げて、
鼻の下の人中線を強く押すと、くしゃみが止まるのだそうです。
これぞ天啓と思い、早速、試してみました。
効果は確かにありました。
それも、相当強く鼻の下の人中線を押す必要がありました。
でも、これで、突然の辛いくしゃみ地獄から解放されたのです。
おかげで、強く押す事が癖になり、いつの間にか押さなくとも、
鼻の下を人差し指でこする癖もついてしまいました。
少し格好悪いかもしれませんが、
くしゃみ地獄よりはいいと割り切っています。