知り合いで、鼻の下をフフンとこする事をよくする人がいます。

 

初めて見た時は、よくドラマや漫画では見た事あるけれど、

実際にする人いるんだ、と驚きました。

 

それで、気になって、つい、その人が

鼻の下に指を当てるのを観察するようになっていました。

 

でも、見ているうちに段々その癖が嫌になってきたんです。

 

と言うのも、その人自体に、あまり好感を持てなくなってきたからです。

 

何かにつけて、相手をイラッとさせる事の得意な人で、

その人と関わった人は、たいてい怒ってしまいます。

 

そのせいで、その人のする癖にまで苛つくようになってしまったのです。

 

だから、あまり見ないようにしたいのに、

鼻の下を触れる時に限って目に入ってしまいます。

 

観察していると、だんだん、

どんな時に鼻の下を触るのかが分かってきました。

 

大抵、照れくさい時、自信がある時、嬉しい時のようです。

 

恥ずかしい時に鼻を触るというのは有名な話ですが、

鼻の下を触るという行為も、同じように

何かしらの感情を表す意味があるのかもしれません。

 

照れくさい時、自信がある時、嬉しい時、と記しましたが、

私が、なぜそう思ったかというと、こんな事があったからです。

 

鼻の下を触れる癖のあるその人が、仕事でうまくいって、

それを上司に気付かれ、「スゴいじゃないか」と誉められた事があったんです。

 

その時、その人は「いえ、僕はそんな・・・」

と謙遜していましたが、顔は明らかに嬉しそうでした。

 

さらに「次も頼むよ」と言われた時には、

照れ臭そうに微笑んで、鼻の下を触っていたのです。

 

それにより、照れ臭くて、でも、実は自信があり、

誉められて嬉しい時に、その癖が出るのだと気付きました。

 

でも、なんとなく、あんまり好ましくない人に限って、

その癖をしているように思います。

 

きっとそういう癖をしている人は、言葉を口にはしないけど

「俺、すごいだろ!」と思い、それが表情に出ているのではないかと思います。

 

その隠そうとしているけど、隠し切れないドヤ顔に、

イラッと、させられるのかもしれません。